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【商店街探訪】〜豊洲編〜 激変するエリアに寄り添う豊洲商店街

2019.07.23

いまや都内でも屈指のマンション群を抱えるこのエリアを支え続ける豊洲商店街をご紹介します。

 

1988(昭和63)年に地下鉄有楽町線の駅が完成したことを機に”海沿いの工業地帯”から“ベイエリアの生活エリア”へと変貌を遂げ始めた豊洲。

いまや都内でも屈指のマンション群を抱えるこのエリアを支え続けるのが豊洲商店街です。

 

まず訪れたのは、豊洲駅直結のシエルタワー1階に店を構えるベーカリーカフェ『ペル・エ・メル』です。

 

地元の親子連れやビジネスマン、豊洲散策の観光客で賑わうこの店のオーナーは、豊洲商店街(豊洲商友会)の会長である渡辺哲三さん。

お店のおすすめ商品とともに、この商店街の魅力をお伺いしました。

 

「この店の売れ筋はカレーパンとクリームパンです。カフェでゆっくりと食べるもよし、町歩きしながら頬張っても、持ち帰ってもよいところが人気の理由でしょうか。

豊洲は目覚しい発展を遂げる街です。特にここ最近では築地から豊洲へ市場が移転し、さらに街に注目が集まっています。

商店街としても、市場とコラボレーションして様々なイベントを仕掛けていきます。期待していてください」(渡辺さん)

 

自家製カレーを使ったカレーパン(183円税込み)には満足感の高いゴロっとした牛肉が入っている

 

豊洲商店街はひとつの通りに沿って店が軒を連ねているのではなく、駅周辺に点在するお店の集合体です。

駅から大通りに沿って徒歩1分ほどに現れるピンクの看板が目印なのは、『パティスリー SAKURA』。

ショーケースの中には、売れ筋のモンブランをはじめ、目にも鮮やかなケーキが並びます。

『パティスリーSAKURA』では気になる看板を発見しました。豊洲はちみつマドレーヌ?

お店の方に聞いてみると、ここ豊洲で養蜂する蜂から採れるはちみつを使った新たな名物だそうです。

さらにおうかがいすると、「豊洲みつばちプロジェクト」と銘打った商店街の有志が、駅前のビルの屋上に養蜂施設を作り、はちみつ作りをしており、

採れた「豊洲はちみつ」を使った様々な商品開発が進んでおり、当店の屋上でも「豊洲はちみつマドレーヌ」に使用する蜂蜜を採るため、店舗スタッフによる養蜂を行っています。との事でした。

はちみつの優しい甘さが特徴の「豊洲はちみつマドレーヌ」は、5ヶ詰め1,242円(税込)、10ヶ詰め2,430円(税込)

 

『パティスリーSAKURA』の先、交差点の角に店を構えるのは『肉のイチムラ』。

大型スーパーマーケットを抱える豊洲においても、古くから愛される精肉店です。

三代目店主・市村さんによれば、一番の売れ筋は自家製焼豚(350円/100g)とのこと。

「味付けはみりんと砂糖、それに醤油だけなんだけどね。丁寧に作っているから味が染みていて美味しいですよ」(市村さん)

しっとりとした食感と、深い味わいは肉を知り尽くす精肉店の技と言えるでしょう。

 

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豊洲市場がスタートし、メディアにも度々取り上げられ注目が集まる豊洲エリア。

変化し続けるエリアにあって、昔からの住人にも、新たに移り住んできた人にも、さらには観光客にも支持される商店街が豊洲商店街です。

市場とのコラボレーションや、地域ブランド品「豊洲はちみつ」など、新たな取り組みから目が離せません。

 


 

掲載店舗

ペル・エ・メル

江東区豊洲5-5-1(シエルコート内)
03-3533-9588

パティスリーSAKURA

江東区豊洲4-2-2
03-3531-3521

肉のイチムラ

江東区豊洲4-2-3
03-3531-2833