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【商店街探訪】〜深川編〜 ゆるやかに変化し続ける商店街

2019.07.23

深川資料館通り商店街は、その名が示す通り深川江戸資料館が面する商店街。
約800メートルに渡る通りには、約100店舗の店が軒を連ねます。
商店街の西側には清澄庭園、東側には東京都現代美術館があり、深川散策のルートとして散策で訪れる方、そして地元の方で賑わっています。

この商店街の秋の風物詩といえば、商店街にかかしが並ぶ「かかしコンクール」。
ユニークなかかしが並び、訪れる人々を楽しませてくれるこのイベントについて、イベントの発起人であり、商店街の理事でもある『あづま屋文具店』の分部登志弘さんにお話を聞いてみました。

「今年で21回を迎えたわけですが、このイベントはかかしを眺めながらいつの間にか商店街を回遊してくれることを願って始めたイベントなんです。地元のわれわれだって、商店街の端から端までを歩くことなんて滅多にないわけで。だったら、こんな仕掛けで商店街を見てもらって、商店街を知ってもらえたいいかな、と思いましてね」

ユーモラスなかかしは見飽きることなく、ついつい他にはどんなかかしが? と歩みを進める人も少なくない

深川資料館通り商店街には、カフェやギャラリー、ジェラート屋などアートの街・清澄白河に集う若い世代の共感を得る店が点在する一方、昔ながらの老舗が地元住人、観光客の支持を集め賑わっています。

 

訪れたのは老舗和菓子店『庄之助』

「この店は、大相撲の立行司、二十二代・木村庄之助の店なんです。うちはあんこから手作りしているんですよ。今の和菓子屋さんはあんこは仕入れるところも多いけど、うちでは全部ここで小豆を炊いて、こしたりなんやしてるんですよ」

名物は「庄之助最中」(180円)

 

 

次にお邪魔したのは、商店街のなかほどにある呉服店『田巻屋』

呉服屋ではありますが、軒先き、そして店内には和雑貨から土産物まで様々な商品が所狭しと並べられています。

「今年で丸94年。95年目に入る呉服店です。うちはずっと呉服屋ですけれど、和装小物やお土産物も取り揃えています。お客様のご要望にお応えすべく、気軽にお買い求めいただけるものから、本格志向の高級品までを取り揃えているんです。最近では外国からのお客様も増えてきましたね。英語は話せないんですけど、身振り手振りで不思議と伝わっちゃうんですよね(笑)」(女将・田巻孝子さん)

 

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江東区内でも歴史ある深川エリアにおいて、時代の変化に対応して発展を続ける深川資料館通り。
「かかしコンクールは、次世代が必要と思うなら続けてもらえればいい。もっといいアイデアがあれば、別のことをしたって構わない」
理事・分部さんの言葉に、この商店街の柔軟性を、そして人々が訪れる理由を垣間見ました。

 


 

掲載店舗

あづま屋文具店

江東区白河2-4-16
03-3641-3452

和菓子司 萬祝処 庄之助

江東区白河3-3-19
03-3820-5076

京呉服・宝石の店 田巻屋 深川清澄白河本店

江東区三好2-13-3
03-3641-5298

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